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ホトケ女史のぶらりまいり
大好きな仏像や奈良をPRするため「奈良ひとり観光協会!」というキャッチコピーのもと、フリーランスで活動中の「安達えみ」が、 独自の視点で奈良の社寺をご紹介します。皆さんがよく知る社寺の新たな発見があるかも? (制作:近鉄ケーブルネットワーク)
7月放送 奈良市「喜光寺」
今回は、奈良市にある「喜光寺」。
奈良時代の高僧、行基菩薩が創建。
東大寺大仏建立のための布教活動の拠点とした寺です。
本堂は、東大寺大仏殿を建立する際、その雛型として建てられたとの伝承から「試みの大仏殿」と呼ばれています。
ご本尊は阿弥陀如来坐像、今年修理を終えた光背がもどり、美しくよみがえった姿に手をあわせることができます。
また蓮のお寺としても有名で、例年6月中旬から8月中旬にかけて、約80種250鉢もの色とりどりの蓮が境内に咲き誇り、美しい極楽浄土を思わせる光景が広がります。
それでは安達目線でぶらりとまいります。
6月放送 奈良市高取町「壷阪寺」
今回は、高取町にある「壷阪寺」。
古くから観音信仰が盛んに行われた霊場。
盲目の夫 沢市とその妻お里の物語である、人形浄瑠璃「壺坂霊験記」によって壷阪寺の名は世に広まり、眼病封じのお寺とも呼ばれ、日本全国から多くの参拝者が訪れます。
また境内に立つ高さ20m、重さ1200tの大観音石像も圧巻です。
期間限定で特別公開されている三重塔初層と多宝塔の本尊である秘仏・大日如来坐像にも注目です。
それでは安達目線でぶらりとまいります。
5月放送 奈良市「璉珹寺(れんじょうじ)」
今回は、奈良市にある「璉珹寺(れんじょうじ)」。
聖武天皇勅願で行基菩薩の開基とされ、紀有常公が改めて伽藍を建立し中興した。
別名を紀寺といい、前身は飛鳥にあったと伝えられています。平城遷都後に現在の地に移されました。
本尊の秘仏・白色阿弥陀如来立像は、鎌倉後期の作で、俗に「はだか阿弥陀像」と呼ばれ、50年ごとにお袴のお取り替えが行われています。
光明皇后をモデルとして製作されたともいわれ、めずらしい女身の裸形をあらわしています。5月の特別拝観に向けお話しを伺います。それでは安達目線でぶらりとまいります。

