2026年01月22日

Wi-Fi10ギガ対応!光回線10Gbpsが使えるルーターや接続機器の選び方を解説

目次

近年、光回線の高速化が進み、最大通信速度10Gbpsのプランを選べるプロバイダも増えてきました。動画視聴やオンラインゲームはもちろん、大容量データの送受信やリモートワークでもストレスのない環境を整えられるのが魅力です。

しかし、「10Gbpsプランって本当に必要?」「対応ルーターや機器はどう選べばいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際に契約しても、環境が整っていなければ期待した速度が出ないこともあります。

この記事では、光回線10Gbpsプランの基礎知識から注意点、そして快適に利用するためのルーターやLANケーブルなど機器の選び方まで詳しく解説します。これから高速回線を導入したい方は、ぜひ参考にしてください。

光回線の最大通信速度10Gbpsプランの基礎知識

ここでは、最大通信速度1Gbps・10Gbpsプランの違いや、最大通信速度10Gbpsが必要となるケースを解説します。

光回線のプランは主に最大通信速度1Gbpsと10Gbpsの2種類

現在、多くの光回線サービスは「最大通信速度1Gbps」のプランを標準としています。一方、都市部を中心に「最大10Gbps」の超高速プランも提供されており、より高速な通信環境を求めるユーザーに人気です。

両者は、単純に速度だけでなく、対応エリアや料金設定にも違いがあります。

1Gbps・10Gbpsプランの実際の通信速度

「最大1Gbps」「最大10Gbps」とは理論上の数値であり、実際にその速度が常に出るわけではありません。1Gbpsプランでは実際の速度が200~600Mbps程度、10Gbpsプランでは1~5Gbps程度に収まるケースが多いのが実情です。

通信速度の実測値は、接続機器の性能や同時接続台数、利用する時間帯などに左右されます。速度を重視する場合は、最大速度の理論値だけでなく、実測値に影響を及ぼす利用環境を意識することも大切です。

最大通信速度10Gbpsプランが必要なケース

10Gbpsプランが本領を発揮するのは、大容量データを頻繁にやり取りする場合や、同時に多くのデバイスを接続する場合です。例えば、オンラインゲームを高画質配信しながらプレイする、4Kや8K動画を複数人が同時に視聴する、リモートワークで大きなファイルを扱う、といったケースでは効果を実感しやすいでしょう。

また、今後数年間の利用を見据えた「将来の投資」として選ぶ人も増えています。必要性とコストのバランスを考えて判断しましょう。

10Gbpsプランを契約する際に知っておくべき注意点

10Gbpsプランは従来の1Gbpsプランと比べて大きな魅力がありますが、利用にあたっては知っておくべき注意点も少なくありません。契約後に後悔しないためには、メリットだけでなく注意点も把握し、総合的に判断することが大切です。

1Gbpsプランより提供エリアが狭い

10Gbpsプランはまだ全国展開されておらず、主に大都市圏や人口の多い地域を中心に提供されています。地方や郊外では未対応の場合が多く、契約したくても利用できないケースが少なくありません。

提供エリアは各事業者によって異なり、同じ市内でも住所によって対応状況が変わることもあります。そのため、契約前には必ず公式サイトから提供エリアを調べることが重要です。

1Gbpsプランより月額料金が高い

10Gbpsプランは高速通信を提供する分、1Gbpsプランと比べて月額料金が高めに設定されています。事業者によって差はありますが、おおよそ1,000~2,000円程度高くなるのが一般的です。年間で換算すると1~2万円の負担増となるため、本当にその速度が必要かを見極めてから契約する必要があります。

オンラインゲームや動画配信など高負荷な利用をしない場合、1Gbpsでも十分なケースがほとんどです。契約してから後悔しないためにも、費用対効果を考えた上で選択しましょう。

1Gbpsから10Gbpsに変更する場合も回線工事が必要

現在1Gbpsプランを利用している場合でも、10Gbpsへ変更する際には回線工事が必要になります。既存設備がそのまま利用できないケースが多く、光ファイバーの引き込みや宅内機器の交換が発生する可能性があります。工事には立ち会いが必要で、さらに初期費用が数千円~数万円かかることもあります。

引っ越しやリフォームと重なる場合は、申し込みのタイミングによってインターネットが使えない期間ができるケースもあるため、スケジュール調整が大切です。スムーズに切り替えるためには、早めに工事日程を確認しておきましょう。

10Gbpsプランに適した機器が必要

10Gbpsプランを契約しても、適した接続機器を使わなければ本来の速度は出ません。特に重要なのが、Wi-FiルーターやLANケーブル、接続するPC・ゲーム機などの機器です。ルーターの中には、10Gbpsに対応していないものもあります。

また、LANケーブルやPC、ゲーム機などの性能も、通信速度に影響します。契約前に自宅の機器を確認し、不足している場合は買い替えを検討することをおすすめします。

10Gbpsプランに最適な接続機器選びのポイント

前述のとおり、通信速度は最大通信速度だけでなくインターネットに接続する機器の性能に影響されます。接続機器ごとに最大通信速度が決まっているため、せっかく10Gbpsプランを契約しても、機器のスペックによっては高速プランを十分に生かしきれません。

ここでは、高速通信するために特に重要とされる3つの機器について解説します。

Wi-Fiルーター

光回線の10Gbpsプランを契約しても、対応していないWi-Fiルーターを使っていては速度を十分に生かせません。ルーターはWi-Fi 6(IEEE802.11ax)以上に対応し、10GbE(10ギガビットイーサネット)ポートを備えた製品を選ぶのが理想です。

10Gbpsに対応したWi-Fiルーターは、「通信規格の10GbE対応」や「最大通信速度10Gbps対応」などの記載があります。また、2階建て住居などで利用する場合は、広範囲で安定した通信を保てるメッシュWi-Fiも搭載したものを選ぶとよいでしょう。

LANケーブル

有線接続で速度を最大限引き出すには、LANケーブルの規格も重要です。従来のCat5eやCat6では10Gbps通信の速度を活かせない場合があるため、Cat6A、Cat7、Cat8のLANケーブルを用意しましょう。

規格が古いものだと、そもそも10Gbpsに対応していないこともあります。また規格が対応していても、経年劣化により、速度が低下したり接続が不安定になったりすることもあります。古いLANケーブルをずっと使っている場合は、10Gbpsプランを契約するタイミングでLANケーブルも新しくするとよいでしょう。

デバイス

10Gbpsプランを生かせるかどうかは、利用するデバイスの性能にも左右されます。PCを有線で使うのであれば、10GbE対応のLANポートが搭載されているか確認しましょう。

スマホやタブレットの場合は、Wi-Fi 6EやWi-Fi 7対応モデルなら高速通信を体感しやすくなります。しかし、古いデバイスだと通信規格の限界で速度が出ないため、デバイスのスペックをチェックして、必要に応じて買い替えることも検討しましょう。

10GbpsのWi-Fiに関するよくある質問

ここでは、10GbpsのWi-Fiに関するよくある質問にお答えします。

1Gbpsから10Gbpsへ変更する場合に工事は必要ですか?

光回線の1Gbpsプランから10Gbpsプランに変更する場合にも、プランによってONUや配線が異なるため、工事が必要となります。

光回線のプランは1ギガと10ギガどっちがいいですか?

光回線のプランには「1Gbps」と「10Gbps」がありますが、どちらを選ぶべきかは 利用目的や世帯環境によって変わります。

次のケースに当てはまる方は、1Gbpsプランがおすすめです。

  • 一般的な動画視聴やウェブ閲覧、SNS、オンライン会議などが中心
  • 単身~2人程度の世帯
  • コストを抑えつつ安定した通信を確保したい場合

1Gbpsプランは、10Gbpsプランに比べて月額料金が安く、ほとんどの利用シーンで十分な速度が出ます。

次のケースに当てはまる方は、10Gbpsプランがおすすめです。

  • オンラインゲームを複数人で同時に楽しむ
  • 家族全員が動画配信サービスを同時視聴する
  • 大容量データのダウンロードやアップロードを頻繁に行う

10Gbpsプランは、速度・安定性ともに優れており、ヘビーユーザーや大人数世帯で効果を発揮します。しかし、10Gbpsプランはまだ利用可能エリアが限られており、月額料金や工事費用も1Gbpsより高めです。

多くの家庭には1Gbpsで十分ですが、利用人数が多い世帯や通信を仕事で本格的に使う場合は10Gbpsを検討するとよいでしょう。

10ギガ回線なのに速度が出ないのはなぜですか?

「10Gbpsプランを契約したのに、実際には思ったほど速度が出ない…」という声は少なくありません。これは回線そのものの性能以外に、さまざまな要因が影響しているためです。主な原因としては以下が挙げられます。

  • 接続機器が10Gbpsに対応していない
  • Wi-Fiルーターの性能不足
  • 利用環境の混雑
  • 実効速度と理論値の違い

パソコンやLANポート、LANケーブルが1Gbpsまでしか対応していない場合、実効速度は1Gbpsが上限になります。また、10Gbpsはあくまで「最大理論値」であり、実際の通信速度は回線状況や機器性能によって下回るのが一般的です。

10Gbpsプランは今あるルーターをそのまま使えますか?

10Gbpsプランを契約しても、現在使っているルーターをそのまま利用できるとは限りません。多くの家庭用ルーターは1Gbpsまでの通信にしか対応しておらず、接続しても速度は1Gbpsが上限となるため、10Gbpsに対応しているルーターが必要です。

まとめ

光回線の10Gbpsプランは、オンラインゲームや動画配信、大容量データのやり取りなどを快適に楽しめる非常に高速なサービスです。しかし、その性能を生かすためには、10Gbpsに対応したルーターやLANケーブルが必要となります。

10Gbps回線を契約するだけでは十分な速度が得られない場合があるため、回線と機器をセットで考えることが必須です。

ご家庭の利用人数や用途に合わせて機器を選び、最適な環境を整えれば、これまで以上に快適なインターネット体験が実現できるでしょう。

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