2026年02月16日

Wi-Fiルーターの寿命は何年?買い替えサインと長持ちさせる方法を徹底解説

目次

Wi-Fiルーターは、インターネットを利用する上で欠かせない存在です。しかし、日常的に使っていても、寿命について意識したことがある人は意外と少ないのではないでしょうか?

実は、Wi-Fiルーターには寿命があり、使い続けるうちに通信速度の低下や接続の不安定といった不具合が起こりやすくなります。

本記事では、Wi-Fiルーターの寿命の目安や買い替えのサイン、さらにできるだけ長持ちさせるためのコツを徹底解説します。「最近Wi-Fiが遅い」「接続がよく途切れる」と感じている方は、買い替えのタイミングかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

そもそもWi-Fiルーターとは

Wi-Fiルーターは、自宅やオフィスのインターネット回線を無線化し、スマートフォンやパソコンなど複数の機器を同時に接続できる装置です。回線から受け取った信号をWi-Fiの電波として飛ばすことで、LANケーブルなしでも家中でインターネットが使えます。

さらに、不正アクセスを防ぐセキュリティ機能も備えており、快適で安全なインターネット環境を支える重要な役割を担っています。

3つの観点から考えるWi-Fiルーターの寿命

Wi-Fiルーターの寿命は一概に「〇年」と決められるものではなく、いくつかの要素によって変わります。ここでは「本体の劣化」「通信規格」「セキュリティ」という3つの観点から、買い替えの目安を見ていきましょう。

本体劣化の寿命は5年程度

Wi-Fiルーターは精密機器の一つであり、使い続けると内部の部品が劣化していきます。特に発熱によるダメージが大きく、長時間稼働を繰り返すことで寿命は短くなります。

一般的には5年程度が本体の寿命とされており、それを過ぎると接続が不安定になったり、突然再起動したりと不具合が出やすくなります。

通信規格の寿命は3~6年程度

Wi-Fiの通信規格にも、実質的な寿命があります。Wi-Fiの通信規格とは、Wi-Fiの通信の速さや安定性、届く範囲などの電波のルールを定めた国際標準を指します。例えば、Wi-Fi 4(11n)、Wi-Fi 5(11ac)、Wi-Fi 6(11ax)といった規格が数年おきに普及しており、古い規格のままでは最新端末の性能を十分に引き出せません。

通信規格の観点から見ると、おおむね3~6年ごとに買い替えを検討するのが快適なインターネット環境を維持するコツです。

セキュリティの寿命は2~5年程度

Wi-Fiルーターはインターネットへの入口であるため、最新の暗号化方式に対応したルーターを使うことがセキュリティ対策のために重要となります。Wi-Fiの暗号化方式とは、無線LANの通信を第三者に盗み見られたり、不正に利用されたりしないように、データを暗号化して守る仕組みを指します。

暗号化方式は、Wi-Fiルーターの設定画面から変更できますが、古いルーターでは最新の暗号方式が更新できず、ぜい弱性を抱えたままになるケースがあります。また、メーカーのサポート終了後はセキュリティ更新が受けられなくなるため、セキュリティ上の寿命の目安は、2~5年程度と考えておくとよいでしょう。

Wi-Fiルーターの買い替えを検討したほうがよいときに現れる5つのサイン

Wi-Fiルーターは寿命が近づくと、分かりやすい不調が現れます。放置するとインターネットが快適に使えなくなるだけでなく、セキュリティリスクも高まるため注意が必要です。

ここでは、Wi-Fiルーターの買い替えを検討すべき代表的な5つのサインを紹介します。

通信が不安定になる

動画が途中で止まったり、オンライン会議中に音声が途切れたりと、通信が安定しない状況が続く場合は要注意です。回線自体に問題がないのに接続が不安定なときは、ルーターの劣化が原因である可能性があります。

再起動しないとつながらない

インターネットに接続できず、ルーターを再起動すると一時的に直るという症状は、寿命が近い典型的なサインです。内部の処理能力が落ち、長時間稼働に耐えられなくなっている可能性があります。頻繁に再起動が必要なら買い替えを検討しましょう。

Wi-Fi接続時の速度が以前よりも遅くなった

同じ回線を使っていても以前より明らかに速度が遅いと感じる場合は、Wi-Fiルーターの性能低下が疑われます。特に最新のスマートフォンやパソコンでは、古い規格のWi-Fiルーターが原因となり本来の速度が出せないケースもあります。

本体が熱くなりやすい

Wi-Fiルーターは稼働中に発熱しますが、寿命が近づくと異常に熱を持つことがあります。内部部品が劣化しているサインであり、そのまま使い続けると故障や通信障害につながります。触って明らかに熱いと感じるようなら注意が必要です。

対応規格が古くなってきた

Wi-Fiルーターは、利用できる通信規格によって速度や安定性が大きく変わります。例えば、Wi-Fi 4(802.11n)やWi-Fi 5(802.11ac)しか対応していない古いルーターを使っていると、最新のスマートフォンやパソコンの性能を十分に発揮できません。

特にWi-Fi 6(802.11ax)以降は、同時接続に強く、オンライン会議や動画配信、ゲームなどでも快適に使えるのが大きなメリットです。対応規格が古いと速度面だけでなくセキュリティ面でも不安が残るため、買い替えを検討しましょう。

ルーターを長持ちさせるための5つの工夫

Wi-Fiルーターは精密機器なので、使い方次第で寿命を延ばすことができます。ちょっとした工夫をするだけで、不具合の発生を防ぎ、安定したインターネット環境を長く維持できます。

ここでは、Wi-Fiルーターを長持ちさせるための5つのポイントを紹介します。

風通しのよい適切な場所に設置する

Wi-Fiルーターは稼働中に熱を持つため、熱がこもる場所に置くと故障の原因になります。棚の奥やテレビ裏などではなく、風通しのよい場所に設置しましょう。

特に夏場は高温になりやすいため、直射日光が当たらない場所に置くことも大切です。

定期的に再起動する

長時間電源を入れっぱなしにしていると、Wi-Fiルーター内部の処理が蓄積して通信が不安定になりやすくなります。数日に1回、または週に1回程度の再起動を習慣にすることで、通信が安定しやすくなり寿命の延長にもつながります。

定期的にファームウェアを更新する

ファームウェアは、Wi-Fiルーターを動かすための内部ソフトウェアです。メーカーが提供するアップデートを適用することで、セキュリティの強化や不具合の改善が行われます。放置するとぜい弱性を突かれる可能性もあるため、定期的に確認・更新しておきましょう。

ホコリを清掃する

Wi-Fiルーターの通気口にホコリがたまると排熱が妨げられ、故障のリスクが高まります。定期的に柔らかい布やエアダスターで掃除し、清潔な状態を保ちましょう。

特に床付近に置いている場合は、ホコリがたまりやすいので注意が必要です。

過度な同時接続を避ける

一度に多くの機器を接続すると、Wi-Fiルーターに負荷がかかり劣化を早める原因になります。使わない機器はWi-Fi接続をオフにするなど、同時接続数を減らす工夫をすると安定性が高まります。

どうしても接続数を減らせない場合は、多端末の同時接続にも耐え得る高性能ルーターの導入を検討しましょう。

Wi-Fiルーターを買い替えるメリット

Wi-Fiルーターは消耗品であり、古いまま使い続けると通信の安定性や安全性に影響が出ます。一方で、新しいWi-Fiルーターに買い替えることで多くのメリットを得られ、インターネット環境が改善されます。

ここでは、Wi-Fiルーターを買い替える主なメリットを4つ紹介します。

通信速度の向上が期待できる

最新のWi-Fi規格に対応したWi-Fiルーターなら、従来よりも高速で安定した通信が可能になります。特にWi-Fi6に対応したWi-Fiルーターは混雑に強く、複数人で同時に動画視聴やオンラインゲームをしても快適です。

回線自体を替えなくても、Wi-Fiルーターを買い替えるだけで、速度が上がったと実感できるケースもあります。

同時接続台数が増える

近年の家庭では、スマートフォンやPCだけでなく、スマート家電やゲーム機など多くの機器がWi-Fiに接続されています。古いWi-Fiルーターでは接続数に限界があり、同時利用で通信が不安定になることは珍しくありません。

最新のWi-Fiルーターは、より多くの端末を同時に処理できる性能を備えており、家族全員が同時に動画視聴やオンラインゲーム、リモート会議をしても快適に利用できるのが大きなメリットです。

また、Wi-Fi6以降の規格では多数の接続を効率的にさばけるため、「接続数が増えると遅くなる」という従来の悩みを解消できるでしょう。

セキュリティが強化される

古いWi-Fiルーターは暗号化方式が古く、サポートも終了していることが多いため、サイバー攻撃のリスクが高まります。新しいWi-FiルーターはWPA3など最新の暗号化方式に対応しており、不正アクセスや情報漏えいを防ぐ効果が向上しています。

安心してインターネットを利用するためにも、Wi-Fiルーターの買い替えは有効です。

スマートフォンやPCの性能を最大限生かせる

最新のスマートフォンやパソコンは高速なWi-Fi規格に対応していますが、古いWi-Fiルーターのままでは性能を十分に発揮できません。Wi-Fiルーターを最新規格対応のものに替えることで、端末本来のスピードを引き出せます。

特にハイスペックな端末を使っている人ほど、買い替えの効果を感じられるでしょう。

新しいWi-Fiルーターを選ぶときの5つのポイント

Wi-Fiルーターは、一度購入すると数年単位で使い続ける機器です。そのため「とりあえず安いものを選ぶ」のではなく、自宅の環境や利用スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。

ここでは、Wi-Fiルーターの買い替え時にチェックすべき5つのポイントを解説します。

通信規格

Wi-Fiルーターには、「Wi-Fi4(IEEE802.11n)」「Wi-Fi5(IEEE802.11ac)」「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」などの規格があります。最新のWi-Fi6/6E対応ルーターは速度や安定性に優れ、多数のデバイスを快適に接続できます。

今後長く使うなら、最新規格に対応したWi-Fiルーターを選ぶのがおすすめです。

通信範囲

Wi-Fiルーターから発せられる電波は届く範囲が決まっているため、設置する家の広さや間取りに適したものを選ぶ必要があります。

また、木造よりも鉄筋コンクリートの建物は、電波が届きにくい特徴があります。鉄筋コンクリートの建物に住んでいる場合は、通信範囲をチェックするだけでなく、電波が強力な高出力アンテナを搭載しているかどうかもチェックしておきましょう。

同時接続可能台数

Wi-Fiルーターを選ぶ重要なポイントの一つは、同時接続可能台数です。Wi-Fiルーターには、同時に接続できる台数が決まっているため、スペックによっては接続上限がギリギリになってしまって、通信が不安定になる可能性があります。

Wi-Fiに接続する端末がスマートフォンとパソコン程度と予定していても、スマート家電が普及している近年は、家庭で接続する機器が年々増える可能性があります。

家族みんなでインターネットを快適に使うためには、同時接続可能台数を想定よりも多めに見積もることがポイントです。

メッシュWi-Fiの有無

広い間取りや2階建て以上の戸建ての場合、1台のルーターでは電波が届きにくいエリアが出てしまいます。そんなときに役立つのがメッシュWi-Fi対応のWi-Fiルーターです。

複数台のルーターを組み合わせて家全体をカバーできるので、家のどこでもつながる快適な環境を実現できます。

価格代とコスパ

Wi-Fiルーターは数千円のモデルも販売されていますが、安ければいいというわけではありません。性能不足だと結局すぐ買い替えが必要になり、結果的に割高になることもあります。

必要な性能を備えつつ、価格と機能のバランスが取れたモデルを選ぶことが、長期的に見たコスパのよさにつながります。

まとめ

Wi-Fiルーター本体の寿命は、一般的に5年程度といわれています。しかし、通信が不安定になったり遅くなったりすることが増えてきたと感じるのであれば、寿命の目安に関わらず、それは買い替えのサインです。

新しくWi-Fiルーターを選ぶ際には、通信規格・通信範囲・同時接続可能台数・メッシュWi-Fi対応の可否・価格とコスパといったポイントをチェックすることで、長く安心して使える一台を選べます。

ただし、ご自身でルーターを購入して設置するのは手間がかかる場合もあります。Baycom光では、Wi-Fi機能を搭載したONU(光回線終端装置)を提供しており、追加のルーターを購入しなくてもご家庭で快適にインターネットを利用可能です。

Wi-Fi環境は生活の快適さを大きく左右します。もし現在のWi-Fiルーターに不満がある場合は、新たなWi-Fiルーターの買い替えや、Wi-Fi対応ONUが利用できるBaycom光への乗り換えをご検討ください。

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